data A1;
attrib X label='Xのラベル' format=$revers10. length=$10.
Y label='Yのラベル' format=8.2
;
X='ABC';
Y=0.1;
run;
のように、いちいち labelステートメントでラベルをつけて、formatステートメントでフォーマットを定義して、lengthで、、、といったように個々のステートメントを打たずとも
一括で変数属性の定義が行えてしまいます。
僕はattribは絶対に知っていた方がよいと考えていますが、実はこのステートメント、全く紹介していない書籍が多いステートメントなのです。
たとえば、
【SASハンドブック(共立出版)】
【SASプログラミング(共立出版)】
【統計を知らない人のためのSAS入門(オーム社)】
【統計解析ソフト「SAS」(工学社)】
【SAS® 認定プロフェッショナルのためのBase Programming for SAS®9 完全ガイド】
はどれもSASの入門として読まれることが多い最近の書籍ですが索引でattribステートメントが
あるのは【統計解析ソフト「SAS」(工学社)】だけです。
書籍によって特色があるので、それはいいのですが、
SAS Base Programmingの出題範囲にattribなんで入ってないのだろう?というのは疑問です。
というか、SAS Advancedの資格試験テキスト(今のとこ英語版しかない)でも、どんなけマニアックだ!みたいな部分に大量のページを割いている割にattribステートメントは本文中に1回、あまり関係のない部分で言葉がでてくるだけって!attribなんでこんな冷遇されてんだろって感じです。
で、何が言いたいかというと、SASを勉強してきた環境、どの本で基本を覚えたかによって知っている範囲にある程度偏りがでるので、例えば
SAS Base ProgrammerやAdvanced Programmerの資格を持っている方がattribステートメントを知らなくても、ある種必然というか、しょがない面があるということです。
SASプログラミングを教えたりやスキルの統一を目指す立場にある方は最近の書籍やセミナー、資格試験等でどのような内容がでているかを押さえておいた方がいいんじゃないかなと思ったりします。
特に最近出版された書籍で独学でSASを習得した方はattribを知らない可能性が高いので、フォローしてあげるべきだと思います。
SASの入門セミナーがもう少し、参加しやすいお値段であれば、みんな取りあえずそれを受講するようになって、世の中のSASプログラマーの基本的な知識に偏りがなくなると思うのですが、、。
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