データステップ、マクロ、SQL、SG系グラフ、G系グラフ、IMLについて
全体的にまとまった本で、どなたかがブログか何かのレビューで「SASの幕の内弁当」と評していたのですが
確かに、だいたいそんなイメージです。
ods graphicsで作成されるグラフやSG系プロシジャ、ないしはIMLについて、
日本語で説明されているテキストが極端に少ないので貴重だと思います。
ただ、結構、コードが複雑な部分があって、中級者でもぱっと見結果が予測できないコードがあったり
runステートメント省略してたり、インデントが(僕から見て)変わっていたり、若干癖があるなと感じました。
全くの初心者に入門書として進めるのであれば、「統計解析ソフトSAS(工学社)」か
「SAS® 認定プロフェッショナルのための Base Programming for SAS® 9 完全ガイド」の方がお勧めで
この本は、中級者の手元に一冊といった感じでしょうか、個人的感想ですが。
『書名』SASハンドブック
宮岡 悦良 (著), 吉澤 敦子 (著)
出版社: 共立出版 (2011/7/9)
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