SASのキーボードマクロを使って、ショートカットキーにコードを割り当てる

SASマクロの話ではありません、SASキーボードマクロの話です。
両方マクロとついていますが全く関係がないので要注意です。

キーボードマクロとはなにか?
EXCELで「マクロの記録」機能を使われたことはあるでしょうか?あれに近いです。
特定のキー操作をSASに覚えさせて、再現したいときに呼び出すことで
いつも書く定型的なコードを簡単正確にペーストでき、作業効率を飛躍的に向上させる技術です。

今回はよく使うマージ文を登録してみます。

まず、

「ツール」→「キーボードマクロ」→「新しいマクロの記録」

とします。







すると、エディタに(記録中)という文字が表示されます。

ここから先のキーボード操作はすべてSASに記録されるので要注意です。
余計なキーボードを押さないようにします。



いま、上のコードを打ちました。

そして

「ツール」→「キーボードマクロ」→「記録終了」をクリックします。
すると


キーボードマクロに名前と説明をつけて 「キーの割り当て」を押します。















新しいショートカットキーで割当たいキーを押します今回は「Ctr+N」のショートカットキーに
記録したコードを割り当てます。

OKを押して終了したら

早速新しいエディタでコントロールキーとNを同時押ししてみます。

3回押してみます。



ご覧の通りです。

よく使うけど文法を忘れがちでいっつも検索してしますプロシージャの構文や
決まってプログラム先頭に書く、ヘッダーやオプションなどを登録しておくと
とても楽です。

しかも登録したキーボードマクロは簡単にエクスポート、インポートできるので
PCが変わっても、自分のキーボードマクロを引き継ぐことができます。


超絶便利な機能ですがあまり紹介されることが少ないので参考まで。




0 件のコメント:

コメントを投稿