SAS Power and Sample Sizeの話

以前、「ODS Graphics Editorの話 (特別なライセンスなし、SAS/GRAPHでできる便利な機能)」
http://sas-tumesas.blogspot.jp/2014/02/sasgraph-ods-graphics-editor.html

で、マウスとクリック操作で、グラフが作れて、それを作成するコードを表示できるという話をしましたが、今回は例数設計です。

SASの例数設計はpowerプロシジャでできます。実際、コードとしては指定するものを指定して実行するだけですので、指定の意味を理解していれば簡単ですし、SASのヘルプ等をみながら書けば、プログラム的には簡単なので、別にGUIで作成する機能いるんかな??と思わなくもないですが一応紹介まで。

コマンドでの起動の仕方がわからないので、インストール時にチェック入れて、
「N」字のアイコンがないかたについては







再度追加インストールするか、確かwebからも入れれたと思います。

で、クリックすると、なんもない画面がでてきるので、とりあえず










新規ファイルを作成します






















そしたら、どんな検定の例数設計なのか、聞いてくるので、それを選びます。
1標本t検定を選びます






そしたら、必要例数が欲しいんか、検出力なのかを聞いてきます























必要例数を選択して、あとは求められるままにパラメータを入れて、次へ次へクリックします



























最終的にパラメータを入れ終わったら右端の下あたりある「Calculate」ボタンを押すと





































powerプロシジャのアウトプットと同じ結果がでます。

必要例数は16例ですね


それで、左側にタブがついていて、例えば「SAS Code」を選ぶと、やっぱり



こんな感じでSASコードに落としてくれます。


勝手にグラフでビジュアル化もしてくれるので、ちょっとひねったことする時、こっちでやってコードを確認するのも手だと思います。

この「SAS Power and Sample Size」のマニュアルはWeb上に転がっているので、詳しい使い方はそちらを参照ください。




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