来年こそは…

今年は10記事はあげると言っておきながらこの有様。
しかもずっと最近記事が、Pythonに浮気の話って…。ほんとすみませんでした
せめて最新のエントリーはSASの話にしておきたい

SASやめちゃったんですかって心配されるので、一応自己フォロー、
今年はSAS Global Forum,SASユーザー総会,Pharma SUG JAPAN SDE,Phuse JAPAN SDE(12/10)など、過去にない濃密さでSASやってました
日本のすべてのSASやってる人間に刺激と娯楽をという思いは相変わらずです。単純に時間がなかっただけです。

今年のお気に入りは、FCMPの中でハッシュ入れちゃうことですね。whereステートメント内でメソッドが動くのが素敵。

data Q1;
do x=1 to 5;
 output;
end;
run;

data Q2;
do x=2,3;
 output;
end;
run;

proc fcmp
outlib=work.functions.common;
function check(x);
declare hash h1(dataset: "Q2");
rc=h1.definekey("x");
rc=h1.definedone();
rc=h1.check();
if rc eq 0 then return(1);
else return(0);
endsub;
quit;
options cmplib = work.functions;

data OUT1;
 set Q1;
 where check(x);
 run;

これでQ2に存在するデータのみ、Q1から読み込まれます。

あとdictionaryオブジェクトっていうのもあって、面白そうなのと、最新だとPythonオブジェクトとかもでました

来年こそは、色んな活動と、並行して、ブログも書けまくれるように、成長したいです



浮気の話 Python 3 エンジニア認定基礎試験とったりしました

色々やらなければ,ならないことがあって,てんてこまいなのに,Pythonに手を出したりしてます.

だって,SASの集まり行っても,Python,Pythonと耳にすることが多くて,褒めるにせよ貶すにせよ,まず自分がやってみないとなと.
どうせやるなら,基礎からやろうということで,SAS BASEにあたるような試験とかないかなぁと思って,探して受験したのが

Python 3 エンジニア認定基礎試験
https://www.pythonic-exam.com/exam/basic
→プログラム設計者ご本人のチュートリアル本が,出題範囲となっていて,まあそりゃあ,確かですけどって試験ですね.
この本にプラスして,コーディングしながら学べる基礎本を1冊買うのがおススメかなってかんじです

合格体験記を投稿すると,かわいいヘビのぬいぐるみが貰えるという面白い趣向があります(なくなり次第終了ですって)
https://www.pythonic-exam.com/archives/category/success-story

またいつか,ゆっくり書きたいなぁと思ってます

お詫び-SASプログラミング掲示板をいったん閉鎖しますという話

ちょっとした困りごと
掲示板をやっていて、SAS公式のCommunityが稼働してからも使っていただける方がいて、細々とやらしていただいていました。
というか、私は放置状態で、何名かの優しいスペシャリストの善意に甘え続けていました

SASプログラミング掲示板(データステップ100万回)
https://tumesas.progoo.com/bbs/

がしかし、利用していたProgooのレンタル掲示板サービスが2019年2月28日 23:59をもって終了しますという連絡がきてしまいました。

う~ん、こまりました。
本当に申し訳ないです。とりあえず今の掲示板は3月から見れなくなってしまいそうです。
投稿いただいた記事のデータはCSVでエクスポートできるようなので、他のサービスにうまく引き継げるなら、そうしてもよいのですが、どなたか無料で、いいの知りませんでしょうか?

引き継げないようなら、アドレスとかそういうものを消して、質問と回答部分のみ、ダウンロードとかできるようにしましょうかね…。

なんかいいアイデアないでしょうか?最後まで人頼みという…

ただ、SAS社が既にJapan SAS Discussionという素晴らしい仕組みを運営していて、そちらが活発なので公式の利用をお勧めします。
https://communities.sas.com/t5/Japan-SAS-Discussion/bd-p/ja_forum

SAS社には未来永劫の継続をお願いしたいです

新年の挨拶とか近況とかproc DSTODS2とか

あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします

全然更新できてないですね、まさか去年1年間で5記事しかだせてないとは…。
今年でこのブログも7年目ですかね。今年は少なくとも10記事はだせるように頑張ります。

社会人も10年くらいにして、やっと観念して毎日せっせこ真面目に働いてしまうようになってしまったということ、2歳児って元気で、SASコード書いてるとキーボード触ってきて打てないよっていうこと、面白いSASブログ書かれる人が増えていい時代になったので、そういうの見てて割と満足しちゃうよねっていうのが主な言い訳です(仕事に必要な技術はだいたい忘備録にあるしなぁ)。
しかし、他にも、ちょっとPythonに浮気してみたり、あと今大阪に住んでるのですが、関西も実は結構SASプログラマがいて、そんな人たちと集まってSASで戯れてたりすると、時間が経つのが早くて、それのせいかもしれませんね。

ちなみに話が変わりますがSAS Global Forumっていうイベントご存知でしょうか?

https://www.sas.com/en_us/events/sas-global-forum.html

SAS社の説明を使わせていただくと
======================================
全世界のSASユーザーが集う年次のイベント SAS Global Forum。
本イベントは、600を超えるセッションでワークショップ、プレゼンテーション、e-ポスター、デモおよび交流プログラムがありアナリティクス活用についての事例やテクノロジーが多数紹介されます。昨年は5400人もの登録者があり、世界中のデータサイエンティストと情報交換が可能です。
======================================
ということです。日本でいうユーザー総会みたいなもんですが、さすがSASの総本山、規模がケタ違いです。
2019年4月28日から5月1日まで、米国テキサス州ダラスで開催予定なのです。

で、なんでいきなりそんな話かというと、一応そこにPaperだして、20分間発表させていただけそうです。
アブストラクト審査は通ったようで、あとは論文本体を書いたり、頑張ればいけるはずです。
何人か既に知っている方が日本から参戦することは把握しているのですが、私もでるよって方がいれば、連絡いただけると嬉しいです。
まあ、そんな感じで、毎日頑張ってる感じです。色々レスポンスが遅くて、すみません…。

さてさて、てめぇの近況なんかどうでもいいよ、こっちはSASのこと知りたくて、わざわざこのブログ見に来てんだよ!って思われていると思うので。

小ネタ。

SAS 9.4M5から、DSTODS2プロシジャという、ちょっとネタみたいなやつが実装されてます。絶対、忘備録か晴れSASで紹介するだろうから、それ待とうっと思ってたんですが、なかなか書いてくれないのでさわりだけ。
→/*====訂正======*/
晴れ時々SASで既に紹介されてました!ごめんなさい!
http://dengonmemo.blogspot.com/2017/10/945.html

どういうプロシジャかというと、データステップを書いたプログラムを指定すると、それをDS2のコードに変換して出力するという面白プロシジャです。

まあ、やってみましょうか

適当に意味のないデータステップを1つ書いて

data test;
length  z $200.;
x=1;
y=1;
z="a";
array an{*} x y;
 do i=1 to dim(an);
an{i}=an{i}+1;
 end;
 drop x;
 a=10;
 rename z=z2;
run;

それをPG1.sasという名前で保存します。

そして
proc dstods2
 in="入力パス\PG1.sas"
 out="出力パス¥PG2.sas";
run;

だけです。

するとPG2.sasができており、その中身は

data TEST;
dcl char(200) Z;
 drop X ;
rename Z=Z2 ;
vararray double AN[*] X, Y;
 method run();
X = 1.0;
Y = 1.0;
Z = 'a';
do I = 1.0 to DIM(AN);
AN[I] = AN[I] + 1.0;
end;
A = 10.0;
;
_return: ;
end;
 enddata;

おおぉ!なんかDS2の書き方になってる。
すげーって、最初ぱっと見で、思うんですが、実は結構変換が雑というか、認識可能な文法が少なすぎです…。少なくとも新規変数の宣言とかは自分で足すしかないので(コードからだけだと新規かどうかわかんないので仕方ないですが)、ある程度DS2知っていないと厳しいです。
あと、きほん全部runメソッドにぶち込まれるので、if _N_=1とかって書いたらinitialメソッドになるかなぁとか期待しても裏切られます

サポートとサポート外の文法については
https://documentation.sas.com/?docsetId=proc&docsetTarget=p0zok9sr2a2t46n1r8zfuw5145t5.htm&docsetVersion=9.4&locale=en
をみてください。

あくまで個人の感想ですと前置きした上で、はっきり言わせていただきます。
使えねぇ…。
これで出てくるコードを手直しできるレベルの人なら、1から書いた方が絶対はやいだろ。

ちなみに例ででてきたPG2.sasですが、以下のように補完してやれば一応動きます。

proc ds2 libs=work;
data TEST(overwrite="yes");
dcl char(200) Z;
dcl double a;
 drop X ;
rename Z=Z2 ;
vararray double AN[*] X, Y;
 method run();
dcl double i;
X = 1.0;
Y = 1.0;
Z = 'a';
do I = 1.0 to DIM(AN);
AN[I] = AN[I] + 1.0;
end;
A = 10.0;
;
/* _return: ; */
end;
 enddata;
run;
quit;

今後の進化を期待なのかなぁ