ODS EPUBで電子書籍を作って遊ぶ話

この季節、新しい人と触れ合ったりすると、これからSASを始める日本全国のSASユーザーに、もっと役に立つ基礎的かつ実用的な記事を書くぞ!って気持ちが湧いたりします。

湧いたりはするんだけど、実際書いてみるとこのザマですよ。
駄目なんですよ、こういう内容しか書けないんです。SAS勉強するならSAS忘備録みましょう、書籍の「統計解析ソフトSAS」読みましょうね。
ここはSASのジョークサイトだと思ってください。

というわけで、SAS9.4から追加されたods epubでepub形式、ようするに電子書籍リーダー用のファイルを作れるようになりました。

自分はタブレット端末持ってないし、本も紙でしか見たことないような遅れ人なんですが
後ろの席に座ってる人がやたらとEPUB形式の魅力を語ってくれるので興味をもっちゃいました。

以下のコードを実行します。

ods escapechar="^";
ods graphics on;

ods epub file="XXXXXXX/sassyama.epub"
title="SASはたのしい"
options(creator="SASYAMA" cover_image="XXXX/美濃囲い画像.jpg");
proc odstext;
p "実行コード"/style=[font_size=8];
p "proc freq data=sashelp.class;^{newline 1} tables age*sex/plot=freq;^{newline 1} run;"
/style=[font_size=8 font_style=Italic];
run;

proc freq data=sashelp.class;
tables age*sex/plot=freq;
run;
ods epub close;

結果、出力されたファイルを何かしらのソフトで開きます。
画像はChromeのアドオンのReadiumってやつで開いてます。

まずは表紙、特に意味もなく美濃囲いの美しい画像を使ってみました

















んで、中身


















たぶん、こだわりだしたらキリがないくらい色々できるみたい。

コード書いてるときは、100%おふざけのつもりだったんだけど、テキストとか画像とか、SAS出力を簡単にまとめれるし、リンクみたいなのも作れそうだから、何か仕事にも使えるかも。

例えばね、実行プログラム自身をproc streamでincludeして、どうにかodstextで表示したりして、実行ログとアウトプット、主要なデータセットのビューを埋め込んだりして
、もしかしたら仕様書の記述も加えたりしたら、なかなか面白い解析メタデータブックみたいなのができそうですね。
それを例えば新人教育の教材として、epub形式で配布するとかさ。

ああ、でもそれならYoshihiro Fukiyaさんが提案されてる「情報共有としてのSAS & Jupyter Notebookの使用」の方がよいのかな

まあ、あと例えば営業の人が全員ipad支給されてたりすることあるじゃないですか、そういう部隊にSASアウトプットを即時的に資料提供するのに使ったりとかね。
ないしは日報とかでその日の売り上げレポートをバッチでばらまくとか。

おお、なんかそれらしくまとまった。
やっぱり新しいアイデアは、遊びから始まるということで。こじつけだけど。







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